
Indian Rhinoceros (Photo)
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Name: | Rarity: | Type: | Obtained From: | Illustrator: | Limited: | Name (JP): | ID: | |
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Indian Rhinoceros | ![]() |
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Friend Story | yoshizuki | No | インドサイ | 6117 | |
Stat | Base | Max | ||||||
Stamina | 211 | 633 | Unique Trait | |||||
Attack | 206 | 618 | ||||||
Defense | 91 | 273 | ||||||
Story | <動物コメント> ◎自然映像作家 栗山 定 インドサイは現存する5種類のサイ科のうちの一種です。奇蹄目という古いタイプの草食哺乳類であるサイは、およそ3000万年前頃に最も栄え、史上最大級の陸上哺乳類だったパラケラテリウムなどを輩出しましたが、現在ではシロサイ以外の各種は生息数が1万頭を切り、絶滅の危機にあります。インドサイも20世紀初頭には100-200頭ほどまで減っていましたが、保護などの結果、最近では3700頭を越えるまで回復しています。しかし、その7割がカジランガ国立公園という一カ所に暮らしているなど、まだまだ安心はできない状況です。インドサイはアジアではゾウに次いで大きな陸上動物で、オスの体長3.8m、肩高1.8mに達します。サイの特徴である頭の角は1本。厚い灰色の皮膚にはひだがあり、まるでヨロイをまとっているように見えます。住んでいるのはネパールとインド北部にまたがるヒマラヤ山麓、背の高い草の生える草原や湿原です。高さ3mに達する野生のサトウキビ類などが生え、そうした草を中心に、果実や木の葉、枝などを食べます。成熟したオスは基本的に単独で行動しますが、母親と子ども、若オス同士など、様々なグループを形成します。その際に重要なのが音声や嗅覚によるコミュニケーションです。寡黙なイメージのあるサイですが、インドサイはなんと少なくとも10種類もの異なる発声が確認されているほか、後方へ数メートルも臭(にお)い物質である尿を飛ばしたり、オスが地面に鼻を寄せてメスの臭いをかぐように歩いて行ったりする様子も観察されています。 (2022年6月公開)<イラストタイトル> 気持ちよさそうに水浴びをするインドサイ <動物コメント> ◎自然映像作家 栗山 定 インドサイは現存する5種類のサイ科のうちの一種です。奇蹄目という古いタイプの草食哺乳類であるサイは、およそ3000万年前頃に最も栄え、史上最大級の陸上哺乳類だったパラケラテリウムなどを輩出しましたが、現在ではシロサイ以外の各種は生息数が1万頭を切り、絶滅の危機にあります。インドサイも20世紀初頭には100-200頭ほどまで減っていましたが、保護などの結果、最近では3700頭を越えるまで回復しています。しかし、その7割がカジランガ国立公園という一カ所に暮らしているなど、まだまだ安心はできない状況です。インドサイはアジアではゾウに次いで大きな陸上動物で、オスの体長3.8m、肩高1.8mに達します。サイの特徴である頭の角は1本。厚い灰色の皮膚にはひだがあり、まるでヨロイをまとっているように見えます。住んでいるのはネパールとインド北部にまたがるヒマラヤ山麓、背の高い草の生える草原や湿原です。高さ3mに達する野生のサトウキビ類などが生え、そうした草を中心に、果実や木の葉、枝などを食べます。成熟したオスは基本的に単独で行動しますが、母親と子ども、若オス同士など、様々なグループを形成します。その際に重要なのが音声や嗅覚によるコミュニケーションです。寡黙なイメージのあるサイですが、インドサイはなんと少なくとも10種類もの異なる発声が確認されているほか、後方へ数メートルも臭(にお)い物質である尿を飛ばしたり、オスが地面に鼻を寄せてメスの臭いをかぐように歩いて行ったりする様子も観察されています。 (2022年6月公開) | |||||||
Update History: | 23 June 2022: Added to Kemono Friends 3. |